イスラム国、ヨルダン人パイロットの殺害動画を公開 報復措置でリシャウィ死刑囚の死刑執行

公開日: : 最終更新日:2015/04/05 おもめNews, 事件

――イスラム国、ヨルダン人パイロットを焼殺した動画を公開 政府は報復措置でリシャウィ死刑囚の刑を執行

過激派組織「イスラム国」とみられる組織が2月3日、、昨年12月に拘束したヨルダン軍パイロット、ムアーズ・カサースベ中尉を殺害したとする動画をネット上で公開した。

動画は既に削除されているが、これまでの経緯や動画の鮮明さから、実際に殺害された可能性は非常に高く、ヨルダン政府は報復措置として、4日、IS前身組織メンバーでイラク人のサジダ・リシャウィ死刑囚の死刑を執行。

また、国営テレビは「カサースベ中尉が殺害されたのは1月3日」と伝えており、これが事実であれば、人質の交渉が行われていたときにはすでに殺害されていたということになる。

ヨルダン人パイロット 焼殺

動画内容

Youtubeにアップされた動画は既に削除済。また、非常にショッキングな内容になっているので、探す際には閲覧注意。

問題の動画は22分34秒と、これまでと比べて非常に長い動画となっており、前半ではオバマ大統領が映った映像なども挟まれる。

中盤では、ヨルダン人パイロットが何らかを喋っている。

そして動画の後半部分では、空爆があった現場なのかガレキまみれの中に牢屋のような鉄製の檻を起き、その中にヨルダン人パイロットを閉じ込めている映像が映る。

檻に入れられたパイロットを取り囲む「イスラム国」メンバーと思しき覆面の武装集団。

地面に撒いていたガソリンか何かとみられる発火性の強い物体に火を放ち、その炎が牢屋まで届き、ヨルダン人パイロットの体にも火がつく。

パイロットは顔を抑えながら、踊るように全身が焼かれ、動画はそのままパイロットが亡くなるまで焼かれる様子を鮮明な映像で映し続けている。叫び声などの音声も含まれた。

その後、檻の上からブルドーザーで瓦礫をかけ、檻ごと潰し、最後にパイロットの手が瓦礫の隙間から見える。

ヨルダン人パイロット 焼殺2

ヨルダン人パイロット 焼殺3

ヨルダン人パイロット 焼殺4

なぜ焼殺なのか

カサースベ中尉は米軍主導の対「イスラム国」軍事行動に参加して昨年12月24日、ヨルダン空軍のF16戦闘機でシリア領空を飛行中に「イスラム国」側によるとみられるミサイル攻撃を受けて墜落。

「イスラム国」に身柄を拘束された。

そのため、カサースベ中尉の参加していた”空爆”への報復として焼き殺したのではないか。

また、映像の中で、檻が置かれた場所は瓦礫の中であり、空爆を受けた場所なのではないかとの意見も多いようだ。

他にも、「イスラムにとって死とは一時的なモノであり、肉体を持って復活するという考えがあり、土葬というより風葬。復活を阻止する意味を持つ「火葬」はそういった意味があったのではないか」という意見もある。

ヨルダン政府

ヨルダン軍は同日、国営テレビを通じて「画像は本物」としたうえで、「懲罰と報復を誓う」との声明を出した。

また、ヨルダン政府は当初、サジダ・リシャウィ死刑囚との交換を模索していたとみられているが、実際にはそれ以前に殺害されていたようだ。

ロイター通信などによると、ヨルダン政府は4日、報復措置として、IS前身組織メンバーでイラク人のサジダ・リシャウィ死刑囚ら2人の囚人の死刑を執行した。

IS側もさらなる報復攻撃に出るなど、憎悪の連鎖となる可能性がある。

米国を訪問中のヨルダンのアブドラ国王は国営テレビで演説し、「この苦難を前に団結するのが国民の務めだ」と呼びかけた。

ホワイトハウスでアブドラ国王と緊急会談したオバマ大統領は、弔意を表明。

両首脳は、カサスベ中尉の殺害はIS掃討に向け国際社会の決意を固めたとの認識で一致し、両国の連携姿勢を打ち出した。

■参考元

http://www.breaking911.com/breaking-islamic-state-burns-jordanian-pilot-alive-in-cage-graphic-photos/

http://mainichi.jp/select/news/20150204k0000e030143000c.html

http://www.asahi.com/articles/ASH240HTKH23UHBI025.html

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