介護施設1510箇所で高齢者虐待が判明 人手不足や労働環境、ストレスも問題視

公開日: : おもめNews, その他

――介護施設1510箇所で高齢者を虐待、NPOが調査

毎年、数多く発覚しており、後を絶たない介護施設での虐待事件。

このたび、NPO法人が調査をしたところ、全国で少なくとも1510施設で虐待があったことが判明。

虐待への批判も当然あるが、介護職の労働環境を問題視する声も少なくないようだ。

高齢者 虐待

参考元→http://www.asahi.com/articles/ASH4B42X0H4BULFA016.html

1510施設で虐待の疑い

調査したのはNPO法人の全国抑制廃止研究会(吉岡充理事長)。

今年の1月~2月に、全国3万5278施設に施設名は出さない前提で虐待に関する調査を郵送で行った。

結果、8988施設から回答があり、うち、461施設が「虐待があった」と回答。1049施設が「あったと思う」と答え、計1510施設で虐待の疑いがあったことが判明

2012年以降の3年間が対象であり、調査を行った(回答のあった施設)数から換算すれば、施設の2割弱にあたる施設で、虐待があったということになる。

また、虐待を受けたり、受けた可能性のある高齢者の数を尋ねたところ、計2203人にものぼったとのことだ。

もちろん、約3万5000施設のうち、回答が9000ほどだったということのため、実際にはもっと多い可能性は十分にある。

他にも、人手不足の施設ほど虐待が多い傾向もみられたという。

虐待の事例

一概に「虐待」といっても、激しい暴力だけが虐待ではない。

殴る蹴るといった身体的虐待のほか、言葉による脅しや侮辱などの心理的虐待、下半身を触るなどの性的虐待、本人の了解なしにお金を使う、本人が使いたいのに制限するなどの経済的虐待、そして、必要な世話をしないなどの介護等放棄がある。

虐待が起こりやすい原因には、

・入居者とその家族の立場が弱くなりやすいこと
・閉鎖的な生活環境のため事実が分かりにくいこと
・施設数や職員数が足りておらず、職員が心身ともに疲れきっていること

などが挙げられることが多い。

また、今回の調査による”施設”以上に、在宅介護は虐待を発見しにくく、被害者はさらに多いとされている。

ネットでの意見

すさんだ介護現場。許されない行為ですが、ストレスフルな職場でどんどん心がすさんでいくのが実態ではないでしょうか。悲しい福祉です

人間の本質がそうさせるのかな~・・・悲しい話だ

国がもっと積極的に税金を投入して、魅力的な労働条件や給与体系にしないと、働く人たちがいなくなってしまう。悪循環になりつつある

誰もが老いて苦しむことのないように施設と職員、入所者の三者を行政が支援すべきだと思います

本質的な解決をしようと思ったらスタッフへの支援策を打ち出すよりほかない

働く人だけを責められないと思う。あまりに安い賃金は問題

など、抜本的な解決のためには、施設に従事する介護職員の労働環境・条件を改善するほかないのではないか、との意見が多いようだ。

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