国民投票年齢「18歳以上」に引き下げ なぜ?狙いや問題点

公開日: : 最終更新日:2014/07/04 おもめNews, 政治

先日(6月13日)、改正国民投票法が可決・成立した。

これにより、国民投票の投票年齢は施行4年後に「18歳以上」へ自動的に引き下げ。月内にも公布、施行される見通しである。

なぜ、投票年齢を引き下げるのか。下げることによる考えられる問題点とは何なのか。

投票権

参考元→http://news.livedoor.com/article/detail/8933761/

<投票年齢引き下げへ。記事要点>

・憲法改正手続きを確定させる改正国民投票法が、13日午前の参院本会議で可決、成立した。月内にも公布、施行される見通し

・憲法改正推進本部長(自民)「法案に賛成した政党の枠組みを大事にしながら、憲法改正の中身の議論に進みたい」

・「勧誘運動」は、政治的に中立が求められる裁判官や検察官、警察官などを除き認める。組織的運動の規制については、付則で改正法施行後、速やかに必要な法制上の措置を講じる旨の検討条項を明記

・施行から2年以内に国民投票年齢と公選法の選挙権年齢を同時に18歳以上へ引き下げることも目指している

投票年齢の引き下げの狙い。なぜ?

そもそもなぜ投票年齢を引き下げるのか。

狙いは若者の政治への関心を高めるためである。先進国の中では日本のこれまでの「20歳以上」という年齢は高い方であり、欧米諸国では18歳の国も多い。そしてそれらの国では若者も政治への関心が高いとされ、日本もこのような情勢を目指したいのだと思われる。

また、少子高齢化が進み、若年層の声が政治へと反映されにくくなっている。(若年層が政治への関心があるのかはさておき、”人工比”という絶対的な数値として。)

投票権の年齢引き下げによる、不公平感の軽減も狙いのひとつだ。

問題点

年齢の引き下げにあたって、考えうる・挙がっている問題点も当然存在する。

一番言われていると思われる問題は、「18歳は大人なのか?」ということだ。

高校生、または高校を卒業したばかりの者が果たして正しく判断出来るのか。そもそも興味関心はあるのか?

世の中を見れば、18歳未満の女性と不純なことをすれば児童買春処罰法で罰せられ、少年法では20歳未満を少年と呼んでおり、その風潮は18歳は”子供”だというものに他ならない。

また、大学入試に、果ては入社式にまで親が同伴するなど、上記のような法的な事以外にも「子供が独り立ちできていない」ニュースはよく耳にする。

そんな年齢に投票権を与えていいのだろうか。懸念の声は大きい。

他にも、国民投票の権利が先に引き下げられた点、通常の選挙投票権よりもさらに根本的な事柄である憲法改正の是非を問う権利を与えることは適当なのか。

教育現場での政治的な活動は?高校生が投票権を持つということは、その学校教師の政治的な考えの影響を受けやすいことなども挙げられる。

教師陣が本当に偏りなく、生徒に判断をさせるように導けるのか。なども問題点となっている。

まとめ・実際の狙いはどこにあるのだろう

ただ欧米のマネをしただけなのだろうか?

実際のところは当人たちにしか分からないので、推測になるのだが、どうしても裏はあるように思う。

そもそも年齢を引き下げたところで、投票に行くだろうか?多分(投票率などは)ほとんどこれまでと変わらないのではないかと思う。

そんなことは政治家も分かっていることだろう。それでも下げたということは「下げたという事実」が欲しいだけ?支持集め?それとも若い世代に多いとされる保守的な政党を支持してくれる層の獲得が目的だろうか?

少子高齢化に対応するのなら、下限を引き下げるのではなく、上限を引き下げるでも良かったはずだ。それこそ年金受給と共に上限を迎えるといったように。そうしないのはなぜ?

どこまでいっても憶測なので真実は分かりませんが・・・

若者の政治への関心を向上したいのであれば、年齢を引き下げるよりも、教育を見直すといった先にやるべきことがあるようにも思ってしまいます。

今後どういった方向へ転ぶのか分かりませんが、注目していきたいですね。

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Comment

  1. うがったクン より:

    真の目的は2つ。

    1つ目は・・
    「法律とは社会情勢によって変わっていくべきもの」
      ↓
    「憲法改正(憲法9条はもとより、アレもコレも)」

    2つ目は・・
    「18歳は大人」
      ↓
    「国民年金の財源確保(加入年齢を18歳に引き下げ)」

    自民党政権のお決まりパターン1(2もあるが今回は割愛)は・・
     ○賛同を得られやすいところから始めて
     ○既成事実を積み上げ
      (少しづつハードルを上げながら・・)
     ○口で説得して
      (「~に理解して頂くように努力する」は四六時中聞くが
       「~を理解するように努力する」という発言は皆無・・)
     ○金で説得して
      (誰かさんが「最後はカネ」と発言していたが・・)
     ○最後は無理矢理
      (本当の「最後の切り札」はコレ・・)
    ・・ですね。

    コレって・・
     ○雨が降ってきたから風邪をひかないように
      そこのホテルで雨宿りしよう!何もしないから!!
       (中略)
     ○2万円でどう?
     ○最後は無理矢理
    ・・と、変わらんなぁ。。

  2. うがったクン より:

    あ、公職選挙法の改正(選挙できる年齢の引き下げ)と間違えました。。
    大変、申し訳ありませんでした。

  3. 名無しさん より:

    私は、選挙権を十八歳に下げるのではなく、本当に選挙権を与えることが出来るのか、テストすべきだと思います。そして、そのテストに合格した者だけが選挙権を持てるのです。(絶対、無理だと思いますが………)

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