学校の宿題や課題に『コピペ』 感想文や作文にもwikiや知恵袋を利用する学生たち

公開日: : おもめNews, その他

小・中学校でも広がる「コピペ」

コピー・アンド・ペースト、通称「コピペ」

ネット上にある文章や画像などをコピーして貼り付ける便利で、デジタルの世界では当たり前の機能だが、簡単に引用が出来てしまうため学校では対策に追われている。

大学のレポート課題や論文などでもコピペは後を断たず、有料のコピペ判定をするソフトを全国の大学では次々に導入している。

さらに、最近では大学に限らず、小・中学校の宿題でもこの「コピペ」に頭を悩ます教員が増えているとのことだ。

コピペ問題

小・中学校での実態

「中学生の学習とインターネット利用」に関する調査(栄光ゼミナールが実施)によると、勉強する際にインターネットが必要かどうかという問いに対して、44.2%の生徒が「思う」と回答した

さらにその際に利用するサイトとしては、「Yahoo!知恵袋」と「Wikipedia」がともに63.2%と最も高い結果となった。

また、勉強(課題や宿題)にインターネットを利用したことのある生徒のうち、そのまま丸写しをしたことがある生徒は半数以上の52,2%に上り、丸写しに使った課題や宿題は、

「レポート・作文・読書感想文」(22.6%)
「歴史に関する課題・宿題」(11.9%)
「調べ学習」(9.8%)

と続いた。

コピペで済ませる問題点

コピペで済ませることには大きく分けて3つの問題点があると思う。

1,思考の停止

歴史に関する課題や調べ学習のような”正解が1つ”である場合が多い課題にネットを使うのはまだいいだろう。

しかし、レポート・作文・読書感想文のような自分の言葉で作成すべき・考えるべき課題までネットからコピペするのは、思考の停止に他ならない。

特に成長過程である児童の頃から、考えることをせず、それらの体験を放棄することは確実に将来自分に跳ね返ってくる。いわゆる「言われたことしかしない」「自分で考えられない」社会人となる第一歩になり得るだろう。

2,罪悪感に乏しい

小・中学生でコピペを行っている生徒のほとんどは、その行為に対して特に罪悪感を持っておらず、悪いことだと思っていない場合も多いようである。

むしろ、よく調べたという達成感すら感じている場合もある。”無形のもの”であるがため、児童にとっては罪悪感を感じにくいようだ。

3,曖昧な情報

大学での論文やレポートを作成したことがある方ならば分かると思うが、上記で多くの中学生が利用しているという「ヤフー知恵袋」や「Wikipedia」といった匿名の情報は、基本的には情報としての価値を持たない。

著者が不明なためソースとして引用するには、不十分なのである。

大学生にもなるころには、ネットの情報が全て正しいとは限らないことくらいは認知出来るかもしれないが、これがまだ小・中学生ではそうとは限らない。

検索して出てきたことに対して疑問も持たず、ネットに書いてあることをそのまま信じている、というケースが多いのである。

思考を放棄してはいけない

インターネットは確かに便利な道具だ。調べたことはすぐに回答(と思えるもの)が得られ、万能感すら得られるかもしれない。

それでも、インターネットでも答えが出ないこともある。正解がひとつではないもの、例えば、自分の将来は自分で決めるしかない。

答えがひとつではない問題に直面したとき、その解決能力を育むのは”思考する力”だ。

子どもの頃から思考を放棄していては、その力は育たないのではないだろうか。

スポンサードリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • 2 follow us in feedly
  • LINEで送る

Comment

  1. 名無しさん より:

    親の介入がなければ最初の一回ぐらいはまともに書くんじゃないか?
    テキトーな評価にはテキトーな文章で相手するだけだ。若ければなおさら。

コメントをする

名前・メアドは未記入のままでもコメント出来ます

スポンサードリンク

PAGE TOP ↑