日本三景『天橋立』 白砂青松が雑草で失われつつ…台風で投入された山砂が原因か?

公開日: : おもめNews, その他

日本三景の一つ、”天橋立”に異変・・・?

松島(宮城県)、宮島(広島県)と並び、日本三景として知られる天橋立(京都府)

『白砂青松』が大変美しいところとして、毎年、全国各地から年間200万人を超える観光地としても知られる。

※白砂青松
白い砂と青々とした松(主にクロマツ)により形成される、日本の美しい海岸の風景のたとえ。読みは「はくしゃせいしょう」、または「はくさせいしょう」

この美しい景観、特に”白”が”緑”へと変わりつつあり、独特の白砂青松が近年失われつつあります。

天橋立 白砂青松

景色のよい土地の中でも、特に重要であるとして、指定されている「特別名勝」である天橋立。

その独特の景観、「白砂青松」は、数年前から雑草が増えることで、”白”が失われつつあります。

雑草が増えている原因には、松林の手入れ不足や、補充した砂に雑草の種子がまじっていたことが原因と考えられていますが、詳しくは原因究明が出来ていません。

天橋立は南北約3・6キロの砂州で、日本海と内海・阿蘇海とを隔てており、約8000本の松並木と白い砂浜が形成する景色が古くから人々の心を掴んできました。

しかし、現在は約2キロにも渡り、青々とした雑草がはびこっています。

管理する京都府は、元の景観に戻すために、除草方法の検討を始めましたが、原因は不明であるとしており、住民からは府の養浜事業との関係を指摘する声も出ています。

特に2004年の台風23号では、波打ち際の砂が大量に流出し、砂浜は最大約12メートルも後退したことで、翌年には京都府が付近の山の砂を投入し復元しました。(山の砂は5300トン、約1キロに渡って投入した)

近くの住人からは、「この復元作業の後から雑草が増えた」と証言する者もおり、京都府の責任追及がなされている。

<その他の問題も・・・>

景観を巡る問題には他にもあります。

・砂州の侵食

近年、天橋立は侵食により縮小・消滅の危機にある。これは戦後に河川にダムなどが作られ、山地から海への土砂供給量が減少し、天橋立における土砂の堆積・侵食バランスが崩れたためであるとされてきた。

しかし、最近の研究では土砂の主な供給源とされる真名井川他からの流入だけでは、砂州を形成するにはもともと不足であることや、江戸時代後期に土砂の流入がそれほど増えていないのに砂州が成長したことなどから、土砂は2200年前の巨大地震による土石流で既に海底に蓄積されたもので河川からの流入量の変化より、むしろ侵食の原因は湾内の海流の変化が原因であるとされる。

・松食い虫の大量発生

松食い虫の大量発生のため、一時は松の立ち枯れが頻発し全滅の危機に瀕した。その後、害虫の駆除が行われた結果、小康状態を保っている。

・流木の漂着

豪雨などで流木が大量に漂着し景観を損ねてしまうことがある。2013年の台風18号でも大量の流木等が漂着した。

綺麗な景観が失われないよう、京都府の努力に期待したいですね。

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