殺人アメーバ・フォーラーネグレリアとは?日本にも脳を溶かされた死亡例が…

公開日: : おもめNews, その他

『殺人アメーバ』が水道水から見つかる ― 米ルイジアナ州

脳みそを蝕み「殺人アメーバ」と呼ばれる寄生虫、最近耳にしたことがあるのではないでしょうか。

この致命的なアメーバの名前は「フォーラーネグレリア」(学名:Naegleria fowleri(ネグレリア・フォーレリ))

95%あまりにのぼる脅威の致死率を誇るこのアメーバ、その症状や予防、日本にもいるのか?などを少しまとめてみました。

殺人アメーバ

■米ルイジアナ州の水道水に

今月、米国疾病管理予防センター(CDC)は、ルイジアナ州の水道水に「フォーラーネグレリア」が含まれていたことを発表した。

アメーバが検出された水道システムは、3つの町の12577人の住民に供給されている。

米カンザス州では、7月に9歳の少女が感染して死亡している。

亡くなったハリー・ユストさんは水上スキーが得意で、この数週間は湖などでスキーや水泳を楽しんでいたという。

現地政府は、鼻から水を吸い込むことを避けること、淡水で泳ぐ際には注意することなどを呼びかけている。

■「フォーラーネグレリア」とは

フォーラーネグレリア

アメリカでも広がりを見せている殺人アメーバ「フォーラーネグレリア」。

このアメーバ、一体どういった生物なのだろうか。

ヘテロロボサに属する自由生活性のアメーバであり、温度が高く(通常25–35℃ほどの温水環境)、水位の低い淡水で繁殖する。

「脳食いアメーバ」の異名を持つが、脳みそを食べるわけではなく、脳への侵入により脳組織炎症と脳組織の破壊していく。

脳に侵入すると急速に繁殖し、原発性アメーバ性髄膜脳炎を起こす。これは中枢神経系が冒されることで、始めは嗅覚認知(匂いや味)の変化が起こり、続いて吐き気、嘔吐、発熱、頭痛などを示し、急速に昏睡して死に至るものである。

死までは5日~7日、そして脅威の致死率で、生存例はわずか8例ほど。発症した場合の致死率は95%あまりにのぼる。

■感染は稀。日本にもいるのか?

しかし、救い(?)なのが、感染するのが非常に稀だということ。

・アメーバに汚染された水を飲んでも感染しない。
・同じ水で同時に大勢が泳いでも、感染する人は稀。(特定の人だけが感染する。理由はわかっていない)
・症例報告は過去10年で32件のみ。溺死者の10年間で36000人の死亡者に比べれば微々たるもの。

このように、そもそも感染することは非常にレアなケース。溺死の方がよっぽど危険なのだ。

しかし、微生物は常に生き残るべく多様化しているのはご存知の通り。いつこの状況が変わるかは分からない。

ちなみに「日本にもいるのか?」という答えはYESだ。

フォーラーネグレリアは、日本をはじめオーストラリアやニュージーランド、アメリカ等世界中で発見されている。

感染した事例もあり、1996年11月に佐賀県鳥栖市での25歳女性が感染、発症9日目で死亡している。死後女性を病理解剖すると、脳は形状を保てないほど溶けていたという。

温泉が人気で、温暖化によって猛暑が厳しくなっている日本において、高い水温を好むフォーラーネグレリアへの感染が再び起きたとしてもおかしくない状況だと専門家。

■治療方法はないので、”感染しないこと”が唯一の予防

予防などはどうすればいいのだろうか?

発症後の有効な治療法は存在していないので、感染しないことが唯一の予防法といえる。

・湖沼等の淡水やお湯を循環させている温泉等では、顔を水に漬けることを極力避ける。
・泳ぐ場合はノーズクリップを使う
・そもそも温度が高く水位が低い淡水を避ける

など、感染しないための予防に全力を。

温暖化、大雨、デング熱も流行したりと、確実に異常が起きている現在の日本の環境。

フォーラーネグレリアが繁殖してしまう危険性も十分にある。

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Comment

  1. 名無しさん より:

    怖い

  2. 名無し より:

    怖い
    恐怖

  3. 名無しさん より:

    ヤバい

  4. 名無し より:

    さっきお風呂で25以上の水で鼻うがいしたんだけど大丈夫だよな?今現に頭痛する

  5. 名無しさん より:

    風呂がボーリングで掘った井戸水なのか水道水なのかにもよるだろう
    前者は掘った高さによっても水質違うし

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