ユニクロ「UTme!」から学ぶ知的財産権(著作権)

公開日: : 最終更新日:2015/03/28 おもめNews

知的財産権は難しい!

先日、UTme!(ユニクロの新サービス)で”著作権”のことが話題になったり、Appleとサムスンの訴訟では”特許権”についてが争点で、その専門性の高さから一般(専門家)の意見を裁判に取り入れることを決めたりしていますねー。

最近だと任天堂のWiiUもフィリップスに訴えられてたし…。

商標のものなら特に問題になりやすい知的財産権について、今回のユニクロの件から少し考えてみましょー。

ユニクロ「UTme!」

 

 

例えば、今回問題になった「UTme!」の利用規約では、「全ての権利の無償譲渡」と「人格権の行使」を制限する項目に同意が必要でした。

ざっくり説明すると、著作権などの知的財産権には「財産権」と「人格権」という2種類の性格のものが含まれます。

譲渡が可能なものが「財産権」で、それに譲渡不可能な個人(個別)の「人格権」を含めたものが知的財産権となります。

 

今回の件では「財産権」に関しては”無償での譲渡”、譲渡の出来ない「人格権」の行使は制限となり、実質全ての権利をユニクロに移譲するというものでした。

 

つまりどういうことかと言えば・・・

・自分のオリジナルイラストが、Tシャツを作った後は、自分のものでは無くなってしまい、ユニクロのものになってしまう。

・改変や量産をされても文句を言えない&権利はユニクロのものになるので、自分ではそのイラストを今後使えない

・極端な例だと、Tシャツ作りましたー!と画像掲載もその時点ではすでに自分の権利物でないのでアウト

といった感じになるわけですね。

 

ユニクロは大手だけあって素早い対応で、”凶悪だ”と話題となったサービス開始(19日)の翌日にはこの利用規約を改定。

全ての投稿したものはユーザーに帰属することを決めました。

(ちなみに19日のサービス開始時から、全てのユーザーへの帰属を保証したので、サービス開始の当日に「UTme!」と利用した方もその権利が保証されます。)

 

ポスターの公募などでは結構見受けられる規約内容ですが、こういった規約の落とし穴(?)のようなものはどこにでもあることです。

ネットで何かを利用・登録する際には、多くの場合にその利用規約への同意が必要となります。

どこも同じようなことを書いていて、文章も長いので、読むのが面倒くさくそのまま読まずに「同意する」人も多いかと思います。

そういった方は今回の件を参考に、これからはじっくり読むようなクセをつけるようにしたいですね。それでは、今回はこの辺で。

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