注意欠如・多動症に使うADHD治療薬が2.5倍 子供への向精神薬の処方件数増加に賛否

公開日: : 最終更新日:2015/01/27 おもめNews, その他

――注意欠如・多動症に使うADHD治療薬が2.5倍 子供への向精神薬の処方件数増加に賛否

読売新聞の記事『子供に向精神薬処方増…注意欠如などで2・5倍』より。

元記事では、処方件数が増加したという事実だけが述べられているが、タイトルから恣意的なモノを感じなくもない。

もっと具体的に言えば、「とりあえず向精神薬を処方しとけばいいとする医者が増えているのではないか」「向精神薬を処方による副作用(悪影響)を考慮しているのか」という内容が読み取れるような気もする。

そう感じているのは私だけではないようで、ネットでは様々な意見が寄せられているようだ。

向精神薬

■子供への向精神薬の処方件数増加

医療経済研究機構(東京)と国立精神・神経医療研究センター(同)などによる初の全国調査による結果。

13~18歳で、02~04年と08~10年を比較。

注意欠如・多動症に使うADHD治療薬が2.49倍、統合失調症などに使う抗精神病薬が1.43倍、抗うつ薬の処方も1.31倍になったことが分かった。

調査は、02~10年の間に外来診療を受けた18歳以下の患者の診療報酬と調剤報酬の明細書約23万件から分析。1000人あたりの向精神薬の処方件数などを算出し、統計解析で年齢層ごとの処方件数の年次推移などを比較した。

6~12歳でも増加傾向が見られた。

※向精神薬と抗精神病薬の違い

抗精神病薬は、広義の向精神薬の一種。精神に作用する薬の総称である向精神薬の中の1カテゴリ。

一般の抗不安薬(いわゆる安定剤・マイナートランキライザー)に対し、抗精神病薬は(過去に、強力精神安定剤・メジャートランキライザー)と呼ばれたりしたもの。

■ネットの反応は様々

向精神薬の副作用や依存症のようなニュースも度々話題になったり、医者も薬を処方するほうが儲かるとの意見もある。

今回の”増加した”という研究結果は、それらを批判したものとも取れるが、ネットでは、

「増加の背景には触れていない」「処方された子供たちのその後の経過に触れていない」として、

・「より実態に即した適切な診断、処方が増えたからかもしれないし、大事なのは処方の結果、生活の質が向上したかどうかだと思う」
・「今まで、放置されてたADHDの子がけっこういたってことにも取れる」
・「良い効果が出ているケースもあるはずでは」
・「薬頼りも抵抗を感じるが、実際に必要なレベルの患者もいる」

との声も多い。

問題なのは(増えた処方の中で)安易に処方されているケースが増えたのかどうか、その後の経過はどうなのか、世間が薬に理解があるのか、そういったところにあるのだろう。

調査元からは「子供を対象とした大規模な臨床試験が国内では行われておらず、長期的な効果や安全性が十分確認されているとは言えない」と話しているようだ。(13日フジテレビ、めざましテレビアクアより)

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