”イクメンは出世しない” 「島耕作」シリーズ作者の発言が波紋

公開日: : らいとめNews, 生活

――”イクメンは出世しない” 「島耕作」シリーズ作者の発言が波紋

安倍政権が掲げる「女性が働き続けられる社会」で、同時に話題に上ることも増えた「イクメン」。

女性の社会進出、共働きが増加すれば、当然妻だけに子育てを任せるのは厳しいものがあり、育児には「夫婦の協力」が必要だという考えが広まっていることが「イクメン」増加の背景だ。

しかし、「島耕作」シリーズの作者、弘兼憲史氏はそういった最近の風潮に異議を唱え、「育児に熱心な男は出世しない」と話す。

この発言に対してネットでも賛成的な意見から、反対的な意見まで大きな波紋を呼んでいる。

島耕作

参考元→http://www.j-cast.com/2015/01/28226259.html?p=all

「出世」と「家庭」の両立は理想的かもしれないが現実的には難しい

弘兼憲史氏は「イクメン」を持ち上げる最近の風潮に異議を唱える。

発言は「育児に熱心な男は出世しない」の見出しでNEWSポストセブン(2015年1月24日付)が取り上げたもの。

内容では、

・イクメンがもてはやされているが、仕事のできる人間は家庭では必ずしも好かれていない。

・逆に家庭的なパパは会社ではそんなに出世しないという構図がある。

出世と家庭の両立は理想的だが、現実には難しい

などと語っている。

今では通用しない

この発言にネットを中心に賛否両論。様々な意見が飛び交っている。

・父親は仕事人間だったが、子供ながらに父の稼ぎのおかげで自分があることは理解していた。また、そのほうが安心できた。
・仕事にウェイトをおけば家庭が疎かになるし、家庭を優先すればそれだけ仕事一筋の人とは差が出る。当たり前の話

など「よくぞ言った」という賛成的な意見から、

・どちらがいいとか悪いではなくて、どちらを選択するかという話。すべてを得ることなどできないというだけ
・自分たちが若い頃はこういう考えの奴ばかりだったが、今では通用しない

など、反論もある模様。

男性の育児参加には会社の妨げも

厚労省によれば、男性の育児参加時間は「単年度でみると一進一退ですが、長期的には右肩上がり」だと話す。

しかし、実際には雇用均等基本調査によれば、2013年度の女性の育児休業所得率が83%だったのに対して、男性は2.03%(前年比でわずか0.14%増加)しかなかった。

一方で、育児休暇をとりたいと考えている男性は3割を超えるようで(2008年調査なので現在はもっと増えている可能性が高いそう)、意識は変わってきているようだ。

このような「育休をとりたい」と思っていても、とれない男性社員の多くは、上司や会社が妨げとなっている場合が多い。

「パタニティ・ハラスメント」(パタハラ)と言われる問題であるが、背景には、上司と部下の”世代間ギャップ”が大きいようで、子育て観に大きな溝がある。

ニッセイ基礎研究所経済研究部の薮内哲研究員は、

「育児が出世を妨げるという考えが抜けない背景には終身雇用制があります。終身雇用は『会社に尽くすこと』が評価軸ですから、休暇を取る人よりも取らないで頑張る人が評価されます

と説明。

その上で、「政府の方針もあって、最近の管理職はイクメンが大事なことも理解しているが、会社での成果も当然あげてもらいたい。イクメンにしてみれば「休暇を取れ、でも成果も上げろ」ということなので、お互いつらいところです」

と話している。

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