学校が白旗あげる「スマホ問題」 授業中にLINE、誹謗中傷、ネットいじめ…

公開日: : IT, らいとめNews

――学校側もお手上げな学生の「スマホ」事情

若者の「スマホ依存」が問題となる中で、各地の中学・高校ではその対応に頭を抱えている。

学校指定の携帯「制携帯」を導入したことで全国から注目を集めた須磨学園中学・高校(神戸)では、昨年から「制スマホ」を導入。

しかし、わずか半年で「想定外の事態」が起きたために従来の携帯電話に戻していたことがわかった。

スマホ 中学・高校
参考元→http://news.livedoor.com/article/detail/9047638/?_clicked=social_reaction

<記事によると・・・>

須磨学園中学・高校では、学校指定の「制携帯」を平成22年に導入。携帯電話自体を規制するのではなく、学校側が支給することで、正しい使用方法や危険性を学ばせようとした。

学校側がサーバを管理、ネット上でのいじめなどの監視、また悪質なサイトへのフィルターや制限をかけ、これらが功を奏して一定の効果を挙げ、全国から注目される制度となった。

それから数年が過ぎ、スマホが普及。学校側でもこれを受けて昨年の4月から「制携帯」から「制スマホ」の普及へとシフト。

不要なゲームやアプリをダウンロード出来ないように制限のかけられる携帯会社推奨のアプリなどを導入。学校側のコメントを参考にするのならば「万全を期したつもりだった」。

しかし、「想定外」の問題が多発。

スマホの初期化をすれば制限アプリも意味をなくし、ゲームやアプリはダウンロードが可能になることを生徒が突き止めた。さらに、学校側の管理するパスワードを不正入手して、課金する生徒、没頭しすぎで不登校になる生徒も現れるように…。

保護者からは「なぜ学校がゲーム機を渡しているのか?」との苦情も寄せられたという。

学校側は「初期化してまでゲームをしようとする生徒がいたのは、想定外だった」と話し、昨年の9月に従来の携帯電話に戻すことにした。

他にも、関西の有名校の灘中学・高校でもスマホに関する問題に頭を悩ませている。

授業中にLINEをする生徒が増え、昨年9月には「授業中は電源を切る」などのルールを決めた。

遠方から通学する生徒も多い学校なので、非常時や家との連絡手段としてスマホ(携帯)自体を規制することは難しいので、持ち込みや休み時間の使用は認めている。

また、東大寺学園中学・高校(奈良市)では、校外での問題にも悩まされているようだ。

校内での使用は「終礼まで電源を切る」ことをルールに定めたが、今度は終礼後(学校外や夜間)にLINE上で特定の生徒への誹謗中傷が書き込まれ、”ネットいじめ”が発覚した。

春からの入学予定の保護者には「スマホを買い与える際は利便性と危険性を親子で話し合ってほしい」との文書を配布し、授業時間などにも啓発を行っているという。

まとめ・感想

いまや、中学生のスマホ所持率は49,6%(内閣府のインターネット利用環境実態調査、平成25年度)にも上り、高校生にもなると8割以上の83,4%が所持している。

このような現状もあって、ネットいじめや授業中の使用、過度な課金問題など、学校側の悩みのタネとなっている。

スマホの規制自体は”難しい”といえる現状なので、これからは学校側が生徒を見守る仕組み、監視体制を作っていくことが重要となりそうだ。

各地の中学・高校でも対応に苦慮している「スマホ問題」。今のところ、「学校では管理出来ない」として白旗を上げる教育関係者も出てきているのが現状だ。

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