テレ朝動画投稿サイト閉鎖の騒動でフジテレビなどにも波及 テレビ局の責任逃れ体質

公開日: : IT, らいとめNews

――テレ朝の動画投稿サイト閉鎖騒動から、テレビ局の責任逃れ体質へ批判波及

テレビ朝日8月11日に開設した動画投稿サイト「みんながカメラマン」の利用規約が”あまりに酷い”と批判が殺到し、翌日にはサイトが閉鎖された騒動は以前に記事にした。

この騒動を受けて他のテレビ局のサイトなどに関しても批判が広がっているようだ。

前記事

http://lightrend.com/light/post-3835/

テレ朝動画投稿サイト「みんながテレビマン」

参考元→http://news.livedoor.com/article/detail/9202579/

■問題となった利用規約

「みんながカメラマン」では、インターネットを通じて、スクープ映像を入手しやすくすることが狙いで、投稿された動画をニュース番組等で生かそうという目的で開設された。

投稿者にとっても、自身が撮影した映像が気軽に投稿でき、テレビで放送されることもあるという仕組みのはずだったのだが、その利用規約があまりにひどいとネット上で話題となり、サイトは閉鎖となった。

前記事に詳しいが、その時の問題となった利用規約をまとめると、

・テレビ朝日が投稿された動画を自由に編集・改変出来るとする
・謝礼などはなく、著作権はテレビ朝日に委譲
・第三者の権利侵害などが発覚した場合の賠償責任は、投稿者の責任となる
・同じく、その場合の費用などは投稿者が負担し解決する
・テレビ朝日は一切の責任を負わず、テレビ朝日が損害を被った場合は、投稿者が賠償責任を負う

というもの。

「権利だけを持って行き、責任は投稿者に押し付ける利用規約」だとの批判が殺到し、テレビ朝日は「一部に誤解を招く表現があった」と謝罪、サイトを一時閉鎖した。(規約の改訂が終わり次第再開するとしている)

■フジテレビも投稿者に責任

ネット契約などに詳しい大学教授・弁護士・行政書士などの意見は、「規約の内容自体は違法ではないが、投稿者側への配慮を欠いている」で一致しているという。

例えば、他局の動画投稿サイトでの利用規約では、

「第三者の権利を侵害する恐れがある動画は投稿しないように」
「第三者が写っている場合や第三者の所有地内で撮影した場合は、権利者の了承を得ること」

との条件が前置きとして注意書きされている。

また、損害賠償に関しての責任問題は言及していないサイトが多い。

多くの場合は言及がないものの、フジテレビはテレビ朝日と同様に「第三者との間に何らかの紛争が生じた場合、投稿者が投稿者の費用と責任において解決する」と投稿者に損害賠償責任を求めることを明示している。

こうした責任逃れをする姿勢に、専門家は、

「謝礼等がない、著作権を主張しない、というのは特に問題ではないが、賠償責任を一般人に求めるのは不適切」

だという。

というのも、「第三者の権利を侵害するかどうかは、放送するテレビ局が判断するべき問題で、それこそが放送倫理の根幹のはず」ということだ。

この批判はもっともだと思うが、それとは別に、スマホの普及で投稿・撮影が気軽に行えるようになったため、一般人側にも放送倫理が必要な時代になっているということだろう。

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