【韓国・仁川アジア大会】不祥事・スキャンダルまとめ 多すぎる…
――仁川アジア大会、問題が多すぎてまとめれないレベル
4日をもって閉会式を迎えた、韓国・仁川で開催されたアジア大会。
あまりに多くの問題が発覚し、海外からは史上最悪の大会と取り上げるメディアもあった。今大会で起こった問題・スキャンダルを簡潔にまとめてみる。
●観戦チケット
チケットの売れ行き不振。売れ残った開会式のチケットを商店が抱き合せで無料配布
8月29日の時点でわずか30%しか売れなかった。仁川(インチョン)は、インフラ整備の費用がかさんで市の負債は五年で倍増している。
●開会式で
「WELCOME」花火の点火がぼやけ「HELL COME」と表示。
パンフと放送で日本を「周辺国とトラブルを起こす問題国」と紹介。政治を絡めることは、国際試合大会憲章に違反。
日本選手団行進に韓国人観衆が「帰れ」「死ね」と一斉ヘイト、中継ではそれらの観客席を映さず。
20日に、メインスタジアムの大会聖火が消える。大会組織委員会によると、聖火がともされているトーチ内部のセンサーの誤作動が原因だという。
●記者から不満
記者会見場に十分な数の椅子が用意されていなかったり、無線LAN(Wi-Fi)のパスワードが公開されなかったりするなど、ずさんな運営に記者から苦情。
発展途上国記者はケータイで記事配信することとなったそうだ。
●選手村もひどい
22階建選手村。外国選手の部屋はエアコン未設置、浴室やエレベーターが故障、寝具も不潔だった。気温25度以上と蒸し暑く、扇風機でしのいでいたという。
練習が行われた(サッカーU-21)会場では、ロッカールームは使用できず、着替えはピッチ脇のテントの下。遮るものもない状態だった。
練習後にはシャワーも利用できず、「シャワーも浴びずに帰るのは高校生以来だな」と汗だくのままバスに乗り込んだ。
●食事
選手用弁当からサルモネラ菌が検出され、大量廃棄処分。しかも未然に防いだとの報告。そもそもそんな弁当が出てくることが問題では。
アーチェリー会場で出された弁当が賞味期限切れ。
種類は多そうに見えるけど、半分以上が漬物。舌がおかしくなりそうとの声。連日キムチばかり出てくる。
●宗教的なもの
ベジタリアンが多いインド選手に配慮なし。プルコギを振る舞う。
大韓イエス長老会所属仁川教会、ヒンドゥ・イスラム教徒の選手をテロリスト扱い「地獄に落ちろ」と脅迫。
バスケットボール女子でイスラム教徒の「ヒジャブ」を直前で着用禁止、激怒したカタールチームが試合放棄。
●試合にて
男子バトミントンで日韓戦にて謎の逆風。運営は「節電のために空調のスイッチのオンオフを繰り返していた」と説明した。
重量挙げ女子48キロ級の表彰式で、運営側がインドネシア国旗を間違えて用意してしまい、急きょインドネシアの選手が持っていた国旗を借りて表彰式を続けるという事態となった。
女子エアライフル団体で優勝した中国が「重量超過」の失格判定、実はジャッジこそが無資格者だと判明
男子サッカー予選で関係者が賭博行為、八百長疑惑が露呈。
球を置くだけで傾き、ネットの高さもおかしい卓球台。
競泳男子決勝前、日本選手スタート台の平衡感覚を歪ませて設置。
馬術で日本選手団の競技中に、出場馬の嫌がる周波の音楽を流し走行を妨害。
ボクシングで韓国有利の疑惑の判定。女子ライト級の準決勝では、インド選手がメダルを放棄した。男子でも疑惑の判定。
フェンシング男子準決勝対韓国戦で、日本エース太田がいくら突いても効果点ランプが無反応。
「台湾男子バスケットボールの帰化選手であるクインシー・デービスは、台湾の居住期間が3年に満たないため、仁川アジア大会への出場資格を持たない」と直前に書簡。
●マナー違反
韓国と対戦した外国選手に観客から罵詈雑言、転倒に「ざまあみろ」と拍手喝采
韓国選手が優勝する度に試合中大騒ぎして隣の試合を妨害、敗退すると挨拶無視のマナー違反
韓国人ボランティアは選手村へ自由往来し人気選手とのツーショット写真撮影とサイン集めに奔走
マナー違反で済まない、競技運営要員はもちろん、ボランティアまで賭博に興じる姿が相次いで捕捉される
●日本選手の不祥事も
競泳日本代表の冨田尚弥が韓国報道陣のデジタル一眼レフを盗み韓国警察から事情聴取され、大会から追放処分
・・・まとめきれない。
他にも、行方不明選手が出たり、スタッフ用の席が売りに出されていたり、選手をキッチンで寝させるという虐待があったり…。数えきれないほどの不祥事が。
このような大会に、日本以外からも、「史上最低のアジア大会」と中国メディアは取り上げたり、「ひたすらインチキ。すべてのチームだます」とタイ発の動画が110万再生、各国語の”嫌韓”がツイッターのハッシュタグでトレンドに・・・などなど。
18年には、平昌五輪を開催する韓国。反省を活かしてほしいものだが、仁川アジア大会広報担当は今大会について「国際的なスポーツイベントとして失敗したとは思っていません」と発言しており、どうにも期待できそうもない…。
参考サイト