コスト、労力…「寄贈本」に図書館が苦慮 蔵書となるのは2割に満たない

公開日: : らいとめNews, 生活

――「寄贈本」に図書館が苦慮。実際に棚に並べられるのは1~2割程度

全国各地の図書館で、市民から善意で寄せられる「寄贈本」の対応に苦慮している。

図書館にとっては活用しにくいものが非常に多く、実際に棚に並べられるモノとなると1~2割程度なのだという。

所蔵しているものとダブったり、古い学術書などは研究が進み内容が大きく変わっていたりと扱いが難しいようだ。

専門家は「寄贈前に図書館にとって必要なものかどうか考えてほしい」と訴えている。

図書館 寄贈本

参考元→http://www.sankei.com/life/news/141029/lif1410290006-n1.html

■「寄贈本」の対応に図書館が苦慮

図書館にとって活用しにくいモノが多い「寄贈本」の扱いに、各地の図書館が苦慮している。

千葉県浦安市の市立図書館では、年間貸出数は約200万冊にのぼる。これは同市の人口1人あたりにすれば13冊、同規模の自治体の平均の2倍以上であり、非常に利用率が高い図書館である。

それだけに寄贈本も多い。

昨年度の寄贈本は1万2760冊。館長は「せっかく持ってきていただくのだから、どんな内容の本でも受け取っている」と話すが、職員は1冊ずつ活用できるかどうかをチェックするわけだ。

既に所蔵している本、研究が進み内容が適切でない本、茶色く変色したり傷んだ本など、実際に蔵書として活用出来た本はこのうち2230冊で2割にも満たなかった

館長は「寄贈本からは、思い入れのある本を捨てるのは忍びない、という本を愛する人たちの思いを感じます。ただこれほど量が多くては」と困惑しているとのことだ。

■コストもかかる

同様の問題は、全国各地の図書館で起こっており、1~2割程度しか活用できない図書館がほとんどだという。

もちろん、いざ活用出来るとなっても「コスト」の問題もある。

蔵書する場合には、本の表面のフィルムコーティングやラベルを貼る作業、目録データを購入など、1冊あたり150~200円のコストがかかる。

新刊はそうしたコストは済んでいる状態で業者から購入することが多く、これに対して、寄贈本は図書館の負担が大きい。

寄贈本が多すぎるとそれだけ図書館にとってのコストも当然増えていくわけだ。言うまでもなく、チェックする職員の労力なども増える。

■図書館の対策

このような活用できない寄贈本の対策を巡っては、図書館ごとに様々。

寄贈本を受け取る際に、活用が見込めない本の受け取りを断る図書館や、館内に「リサイクル本コーナー」を設けて無料で提供する図書館など、その対応は昨今広がりを見せつつある。

その上で、専門家は「寄贈本は本人の手元になくてもいい本であり、図書館が求める方向性と合わないのも当然といえる。寄贈前に、図書館が本当に必要とする本なのか考えてみてほしい」と話している。

■ネットの反応

贅沢ぬかすな!

老人ホームなんかも寄贈されると迷惑って言ってたな

所蔵本が寄贈されたときは、他の図書館に譲渡すればよい。古い学術書なんて大学図書館なら欲しいところもあるだろ。今の図書館は蔵書をデータベース化しているのだからシステム構築は難しくはないかと

リサイクルに出せば小銭にはなるだろ

寄贈本だからって変に気を使う必要はない。送る方も捨てるよりは、としか思ってないんだから活用書だけ抜いて後は業者に任せたらいいじゃん

寄贈する側でどんな本が必要とされているかチェックするのは大変だと思う。一旦寄贈されたらどうしようが図書館の自由ということを周知して、ゴミ本は処分するというのが正しいだろう

当人は良いことをしたと思い込んでるのがタチが悪い

“寄贈”されたものだから対応に困るんでしょうね。むやみに捨てれば苦情とか来るかも…とかで面倒な工程になっているのかと。

寄贈されたものは、あとはどうしようが図書館の自由!というのを周知にするのが一番近道なんじゃないかなあ・・・。

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