遺伝子組み換えによる新ジャガイモが登場 ”同種間限定”の組み換えは消費者に響くのか?

公開日: : IT, らいとめNews

――遺伝子組み換えによる新ジャガイモが登場 遺伝子組み換えに対する消費者の見方は変わるだろうか?

アメリカ合衆国農務省(USDA)は、農家が商業目的で栽培できる遺伝子組み換えジャガイモの新品種として、数種類を承認。

ニューヨーク・タイムズ紙の報道によれば、承認された”新たなジャガイモ”は、一般的に出回っているジャガイモであるラセットポテトとアトランチックポテトの遺伝子を組み換えたものだという。

今回の新たなジャガイモの登場を受けて、遺伝子組み換え作物に対して慎重な態度を示す消費者が、遺伝子組み換え作物の魅力を知る機会になればと、企業側は期待しているようだ。

遺伝子組み換え ジャガイモ

参考元→http://www.gizmodo.jp/2014/11/post_15945.html

■イネイトポテト

新たに登場したジャガイモは「イネイトポテト」と呼ばれ、油で揚げた際に発生するアクリルアミドという化学物質の生成量が少ないのが特徴。

この物質は、摂取することで(一部の)ガン発症リスクが高まることで知られている。

また、農家側の視点では、非遺伝子組み換え作物と比較して傷みにくいという特性があり、商用に向いているという。

「イネイトポテト」を含む、最近登場している遺伝子組み換え作物には、

1.RNA干渉法と呼ばれる新たな遺伝子組み替え技術が用いられている。
2.農家や出荷業者だけはでなく、消費者にとっても有益な特性を持つ。

という2つの特徴があり、これまでの遺伝子組み換え作物とは少し異なっている。

■新たな”遺伝子組み換え”作物

今回の「イネイトポテト」や承認が目前の「アークティックアップル」など、新たに登場している遺伝子組み換え作物には、これまでと違った特性がある。

米国のこれまでの遺伝子組み換え作物の目的は、除草剤に耐性のある農作物などのように、農家や出荷業者にとってのみ有益な特性を持たせることに限られていた

しかし、「イネイトポテト」であれば発がん性物質が抑えられたり、「アークティックアップル」では切断面の白さが長時間持続したりと、消費者側にも有益なものを目指しているのが近年の遺伝子組み換え作物である。

こうした作物は、「イネイトポテト」であれば他のジャガイモから得た遺伝子断片を加えており、「アークティックアップル」も同様に他のりんごの遺伝子を加えた、“同種間限定”の遺伝子組み換えによる作物だ。

現在もっとも一般的な遺伝子組み換え作物、つまり、バクテリアなどの他の生物種から新しい特性を得た作物とはこれらの点で異なる。

“同種間限定”の遺伝子組み換えは、遺伝子組み換え作物に対して、消極的な態度を示す消費者に、新たな見方を伝え、これらの作物に魅力を感じるようになってほしいとの期待が込められているようだ。

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