あらゆる血液型の患者に対して輸血可能な幻の血液型「Rh null」

公開日: : らいとめNews, 生活

――あらゆる血液型の患者に対して輸血可能な幻の血液型「Rh null」

1万人に1人未満の割合でしか存在しない幻の血液型、通称「黄金の血」と呼ばれる血液型をご紹介。

この血液型は「Rh null」と分類される血液型で、あらゆる血液型の患者に対して輸血可能な血液として非常に貴重です。

現在確認されているのは世界中でも43人、そのうち輸血に応じてくれるのはブラジル・日本・中国・アメリカ・アイルランドに住む6人だけという幻の血液。

一体どんなものなのでしょうか。

血液型

参考元→http://gigazine.net/news/20141125-golden-blood/

■幻の血液型

事故や手術などで大量の血液を失うと必要となる「輸血」だが、自分の血液型とは「陽性」の血液を輸血すると、自身の抗体が相手の血液に反応し、免疫システムが拒絶反応を引き起こして最悪の場合は死に至る。

そのため、輸血の際には、抗体を生成する「抗原」の種類が重要な要素となってくる。

抗原は342種類あり、そのうち、約160種類の抗原は高い普及率を誇り、ほとんどの人間の血液中に存在。

もしも、これらの抗原のいずれかを欠くとすれば、地球の人口の99%と異なる血液型であり、さらに赤血球表面に抗原がひとつもないとすれば、それは人口の0.01%未満しか持たないという”幻の血液型”である。

抗原を一切持たない、あらゆる血液型に輸血可能な幻の血液。これは非常に珍しく医学的に重要な血液だ。

■トマス君の例

40年前、当時10歳の子供だったトマス君は、血液を調べてみると、血液型を判別するための抗原が存在しなかった。

実際には、342種類ある血液型抗原だが、Rh式血液型の分類では61種類にグループ分けされている。

しかし、トマス君の場合、これら61種類全てのRh抗原が存在せず、全ての抗原を持たない「Rh null」であったことが判明した。

「Rh null」は2010年の段階では世界に43人しか確認されておらず(現在も40人以上はいるとされるが、そのくらいの数である)、そのうち輸血に応じてくれる人物は、トマス君を含むブラジル・日本・中国・アメリカ・アイルランドに住む6人だけだそうだ。

あらゆる血液型の患者に対して輸血可能な「Rh null」の血液を、医療機関によっては「黄金の血」と呼ぶ。

「黄金の血」は、イギリスのInternational Blood Group Reference Laboratory(IBGRL)という研究所に保管されており、IBGRLに入る際には、厳重な消毒をした上での入室や、「黄金の血」は他の血液型のものと混ざらないように、完全に別個で処理・保管がされるなどされている。

■ネットの反応

日本にもいるんだ。O型でも損だと思うのに、Rh nullってどんだけ献身的なんだ

O型でも誰にも輸血できた気がするけど、それよりも厳格ってことなのかな

すげーワクワクする話。誰にでも輸血できる完全な血液。

世界で43人しか確認されてない血液型も有るのか・・・究極の0型だね…

遺伝子操作やiPs細胞で再現できるのできれば、輸血用の血がない、ということも減るのだろうなあ。

他の人には黄金の血だろうけど、当人は殆どの人から輸血してもらえないのだから、黄金の血なんて思えないのではないかな

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