「アルジャーノン」みたい?人間の脳細胞を移植し、賢くなったマウスが誕生

公開日: : IT, らいとめNews

――人間の脳細胞を移植し、賢くなった「半人間脳」マウスが誕生

アメリカ・ロチェスター大学メディカル・センターのSteven A. Goldman博士の研究チームが、人間の脳細胞をマウスに移植して定着させ、「半人間脳」状態のマウスを作り出すことに成功した

このマウスは、他のマウスと比べ、記憶力が高いことを実験で示し、博士曰く、「明らかに通常のマウスよりも賢いマウスである」とのことだ。

「半人間脳」マウス

参考元→http://gigazine.net/news/20141202-half-human-brain-mouse/

■「半人間脳」マウスが誕生

Goldman博士の研究チームは、臓器提供を受けた人間の胎児から取り出した未成熟のグリア細胞を子どものマウスの脳細胞に移植。その後の成長を観察した。

すると1年後、マウスに移植された人間のグリア細胞はマウスが元来持っていたグリア細胞に取って代わる形で増殖。

その数は30万個から1200万個にまで増えた。

音と電気ショックを与えて危険予知を学習させる実験を行ったところ、グリア細胞を移植されたマウスは通常のマウスよりも高い記憶力を見せ、

「明らかに通常のマウスよりも賢いマウスであると言える」

と博士は説明。

■「アルジャーノンに花束を」のようなものではない

「半人間脳」のような賢いマウスが誕生したわけだが、博士によれば、“根本的にはマウスの脳”であり、変質して新たなものになったわけではないとの見解。

マウスに人間が持つ特有の能力を付加するようなものではなく、処理能力は上がったものの、それでもマウスの脳であることには違いないそう。

映画「スチュアート・リトル」や「アルジャーノンに花束を」に登場するような天才ネズミを実現するようなものではないらしい。

研究チームでは、(マウスより知性の高い)ラットでも同様の実験・同様の結果が確認されている。

サルへの実験も検討されたようだが、「潜在的な倫理的問題」を理由に中止したとのことだ。

■ネットの反応

映画だったら人類に反乱するな…

これが世界の終わりをもたらすなんて、誰も思っていなかった

ある日「・・・マウスはいない」という流れまで読めた

賢くなってネズミが自分の境遇を考え出したらかわいそうだと思うんだ

「ニンゲンタチヨ…」とか言い出しちゃうよ

ネズミの惑星の誕生である

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