“中堅”漫画家が年収を公開!他 尾田栄一郎、冨樫義博、諫山創の推定年収
“中堅”漫画家さんがTwitterで年収を公開。
その額、なんと4000万円越え!
「漫画家」という職業に夢を与える行動なのではないでしょうか。
せっかくなんで証拠も上げとこ(笑)最近漫画家さんの貧乏自慢が多く夢が無いみたいな風潮なので、、、僕程度の一時期中堅だった漫画家でも仕事をいっぱいした年度はこういう数字をだせるんですよ。夢をもってください!漫画家に! pic.twitter.com/L6ntJEZzcr
— 松山せいじ コミカライズ『人生』連載中 (@seijimatsuyama) 2014, 6月 15
実際はここから諸々の税金など引かれるわけですが、そこは言及していませんでした。
また、アシスタントの人件費や仕事道具、職場の維持費なども同様にこの後のツイートで伏せてました。
■松山 せいじ
1975年(昭和50年)4月8日生まれ。福岡県出身の漫画家。
週刊少年チャンピオンで、『エイケン』が話題になりブレイク。
― 連載中
人生(月刊サンデージェネックス連載)
― 連載終了
エイケン
ゾクセイ
ゆりてつ 私立百合ヶ咲女子高鉄道部
など。
こういうのいいですね。確定申告をTwitterに上げる行為自体はこの際置いておいて。
お金目的で漫画家になりたい人がいるかは分からないですが、分かりやすく夢を見せてくれる人は業界の発展には大切なことだと思います。プロ野球選手とかでもその年俸にはやはり夢がありますしね。
“中堅”で4000万ともなると、やはり気になるのは、さらに上ではどのくらいになるのかですね。
― ONE PIECE作者 尾田栄一郎
以前、「漫画編集者にバカなフリして聞いてみた」という番組で、推定年収31億という計算がされていました。
内訳は、
原稿料:5万×20ページ(1話分)×48週=4800万円
印税:420円(単行本)×3234万部×10%=13億5828万円
原作使用料:アニメ1話30万円×50週+映画1本100万円=1600万円
海外収入:2億円
キャラクター使用料:小売価格の1~5%程度=15億円
でおおよそ31億円だそうです。2013年時点での売上などからの計算なので、現在も同じくらいなんじゃないでしょうか。
というかジャンプの原稿料って安いんですね…。コミックの印税がやはり大きいようです。
印税1割については、漫画も小説も同じく1割の場合がほとんどみたいです。
小説家の『東野圭吾』はガリレオシリーズのこれまでの売上から、(映画とかは抜きにして)印税だけで累計約7億。(他のシリーズなども含め)年収では4~5億円くらいの模様。
最近、連載を再開した仕事をしないことで有名(?)な「冨樫義博」はHUNTERXHUNTERのコミック累計売上だけで6,500万部を越えており、ONE PIECEが3億部くらいなので、ちょうど1/5くらいでしょうか。
キャラクターなどはONE PIECEの方があちこちで使われているとは思いますが、それでも年収3~4億くらいはありそう?そりゃ仕事もしませんわ!
ここ最近では、去年あたりから大ヒットを飛ばした”進撃の巨人”
こちらは累計3,600万部を突破しているので、印税だけで450円×3600万部×10%=16億2千万円。年収だとどのくらいなんでしょうね。2~3億くらいあるのかな。
そして何が驚きって、知っている方も多いかもしれませんが、作者の「諫山創」さんは1986年生まれのまだ27歳です。すごすぎる。
こうして見ると、狭き門なのは間違いないでしょうけど、”漫画家”はやっぱり夢のある職業なのかもしれないですね!
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DVD付き 進撃の巨人(14)限定版 (講談社キャラクターズA) 諫山 創 講談社 2014-08-08 |