ネトゲ大国・中国で「ソードアート・オンライン(SAO)」が大人気の理由

公開日: : サブカルNews, ラノベ・小説・漫画

――ネトゲ大国・中国では「ソードアート・オンライン」が大人気

日本でも人気のライトノベル及びアニメの「ソードアート・オンライン」(以下、SAO)。

この作品が、近年では中国でも大人気の作品の一つとなっているようだ。

中国で日本のラノベを翻訳出版している天聞角川のラノベ売り上げランキングでは、2013年の上位5冊のうち4冊がSAO。

また、今年7月に始まり中国でも正規配信されているアニメの第二期も、第二話配信の時点で200万アクセスを超えその後も順調にアクセスが伸び続けている。

人気の理由には、「定番中の定番がアニメになった」という中国ならではの事情があるようだ。

SAO GGO編

参考元→http://ddnavi.com/news/209034/

■中国ならではの事情 その1

中国では、ゲームと言えば”オンラインゲーム”を指すほどに、ゲームの主流はネットゲームだ。

ネトゲ廃人の若者が急増している問題などは、ニュース等で見かけたことがあると思う。

そのため、中国ではネトゲの世界を舞台にしたストーリー(オンラインゲームの中に入ってしまうなど)はよくある題材であり、誰もが妄想したり、受け入れやすい環境にあるようだ。

受け入れやすいと同時に、悪く言うならば、SAOの設定やストーリーというのは、中国のオタクな若者からすれば「ありきたり」なものであると言える。

しかし、”アニメ化”するとなると話は別だ。

ネット小説などではよく見かけられる、オンラインゲームを舞台にした設定やトリップモノも、アニメ化までした作品となるとSAO以前にはほとんどなかったらしい。

受け入れられやすい題材 + ほぼ初となる(それを題材とした作品の)アニメ化

という2つが重なったからこそ、人気に火がついたのである。

中国でのSAO視聴者からは「俺達の妄想がアニメになった」とのコメントが多数見受けられる。

sao 中国で人気の理由

■中国ならではの事情 その2

2つめの理由は、他のネット小説と比べたときに評価が高いこと。

2004年頃にはすでに日本でも人気のネット小説となっていたSAOだが、中国ではネット小説というのは、この時期はまだ本格的な盛り上がりを見せる前、初期の頃にあたる。

そのため、今でこそありふれた題材となったSAOでも、「先を行っていた存在」「別格なもの」と見られているところがあるようだ。

また、作品の構成に関して、「強くなり過ぎたキャラの仕切り直し」が上手いとの評価もある。

中国のネット小説は、文字数がリアルマネーに直結するシステムなこともあってか長編が主流。

長期連載になった人気作品は引き伸ばしがされることが多く、ネットゲームを題材にした作品で言えば、1つの世界でレベルが上がりすぎた(強くなりすぎた)主人公が、別世界で強さをリセットされて仕切り直し、という話が多い。

キャラが強くなりすぎたり、話がグダグダになって失敗する小説も多いのだとか。

それらの小説と比べると、SAOはゲームを渡り歩きながらも、主人公の強さや活躍に一定の仕切り直しがうまい、世界観の発展のさせ方が上手い、などの評価を得ている模様。

中国では、よく考えず・知らずにSAOを「我が国でもよくネット小説にあるありふれた話だ」と批判すると、「作品の出た時期を考えろ」「批判するなら原作を最後のアリシゼーション編まで読んでからにしろ」と、反論・作品擁護のコメントが返ってきたりもするようだ。

■まとめ

以上のような中国独自の事情から、SAOは今では大人気の作品となっており、他の作品とは異なる強さを発揮している。

これからのSAOの活躍にも期待できそうだ。

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